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朝日連峰南部縦走(日暮沢小屋→竜門山→大朝日岳→平岩山→祝瓶山→大石橋)


【撮影日時】2018年09月14日 09時06分

【コメント】南進する朝日連峰縦走路より「祝瓶山・いわいがめやま」を望む


□□□ 登山情報 □□□


【山行・実施日】2018年09月12日(水)~09月14日(金)

【ルート概要】

① 登山口までのアプローチ:コミニュティバスの大井沢線の終点「根子」から日暮沢小屋まで徒歩(約7キロ弱)

② 登り:日暮沢小屋から竜門山へ

③ 縦走(その1):竜門山から西大朝日岳を経由して大朝日岳へ(大朝日小屋宿泊)

④ 縦走(その2):大朝日岳から平岩山、北大玉山、大玉山を縦走し祝瓶山まで

⑤ 下り:鈴振尾根を大石橋・駐車場まで

⑥ バス発着地点までのアプローチ:大石橋から「白い森交流センター・りふれ」まで徒歩(約9キロ)

【メンバー】単独


【山行概要】


1日目(9/12・水) 天候:晴れときどき曇り

JR鶴岡駅前のエスモールから高速バス山形線で「月山口」バス停へ。「月山口」からコミニュティバス・大井沢線の終点「根子」へ(注1)。降車後、根子川林道を約7キロ弱歩いて日暮沢小屋(注2)へ。同小屋に宿泊


2日目(9/13・木) 天候:朝方霧雨、後晴れ。午後から曇り(山頂域はガス)

日暮沢小屋から竜門山を経由し大朝日小屋へ。大朝日岳へのピストンの後、大朝日小屋(注3)に宿泊。


3日目(9/14・金) 天候:朝方降雨、午前7時前頃に雨上がる。その後、強い日差し

大朝日小屋から平岩山、北大玉山、大玉山、祝瓶山(いわいがめやま)を縦走し鈴振尾根を下山し大石橋・駐車場へ。駐車場から林道と舗装道路を約9キロ歩いて白い森交流センター・りふれへ。同地点からコミニュティバスでJR小国駅まで(注4)


【山行実績】


13:24根子バス停(画像A)-14:28車止看板(仮駐車場)-14:32通行止め(画像B)-14:43日暮沢小屋(画像C)


05:02日暮沢小屋-06:42ゴロビツの水場-08:17ユーフン山(画像D)-08:57/09:02主稜線到達(竜門小屋分岐)-09:54/10:00西大朝日岳-10:55金玉水分岐-(金玉水)-11:08金玉水分岐-11:23/11:32大朝日小屋-11:46/11:50大朝日岳-11:58大朝日小屋(画像E)


05:12大朝日小屋-05:26/05:30大朝日岳(画像F)-06:19平岩岳-07:07北大玉山-07:11谷ルート分岐-(タイトル画像)-10:34/40鈴振尾根到達(縦走路分岐※)-(空荷ピストン)-10:50/10:55祝瓶山(画像G)-(空荷ピストン)-11:01/11:05縦走路分岐※-11:18[一の塔]-12:57大石橋(終端点・画像H)-12:59駐車場-(林道・舗装道路歩き)-14:44りふれ


□□□ 画像(A→H) □□□

【画像A】

【撮影日時】2018年09月12日 13時22分

【コメント】神社向かって右側に「根子バス停」。根子川林道は神社正面を左側に延びていく林道を入っていく

【画像B】

【撮影日時】2018年09月12日 14時32分

【コメント】根子川林道、車両通行止め地点。この先すぐに道がえぐれている地点あり

【画像C】

【撮影日時】2018年09月12日 14時40分

【コメント】日暮沢小屋。小屋前に駐車スペースあるもこの小屋までは車では辿り着けない

【画像D】

【撮影日時】2018年09月13日 08時16分

【コメント】ユーフン山より南北に連なる朝日連峰・主稜線を望む。画像中央やや右側に小さく竜門小屋が見える

【画像E】

【撮影日時】2018年09月13日 14時33分

【コメント】大朝日小屋・正面玄関

【画像F】

【撮影日時】2018年09月14日 05時27分

【コメント】大朝日岳山頂から南方を望む。画像中央に「東北のマッターホルン・祝瓶山」が見える。稜線づたいにこの「マッターホルン」を目指す

【画像G】

【撮影日時】2018年09月14日 10時50分

【コメント】祝瓶山・山頂の様子

【画像H】

【撮影日時】2018年09月14日 12時56分

【コメント】祝瓶山・下山口(登山口)にある大石橋。この吊り橋を渡っている登山者がいる場合は待機。登山者が渡り終わるの待つべし


□□□ コメント □□□


天気予報は「晴れ」だったが・・・


行程2日目の朝は「本降りの雨」となった。だが、その朝方の雨も午前7時前には上がり、今度は盛夏を彷彿とさせるような「かんかん照り」となった。さらに風もない。暑い上に足下は「ぬかるみ」という状況となり、整備が行き届いているとはお世辞にも言えないアップダウンの激しい登山道を祝瓶山に向けて南進する。あえて注意を要する区間を挙げるとすれば次の2つの区間であると思われる


注意区間① 谷ルートへの分岐点から大玉山への急登

明瞭な痩せた尾根道であるため道迷いリスクはほぼ無いが、草生い茂る「ぬかるみ」に小枝が散乱。油断していると進行方向左側に切れ落ちた「ザレ」も出現する。途中、三点支持も必要となり、息があがる


注意区間② 祝瓶山直下への最後の登攀

痩せた岩場の急登である。一旦下った地点(1,097メートル)から祝瓶山・山頂(1,417メートル)までの標高差は320メートル。少なからず心拍数が上がっている体内環境下で慎重さが求められる急登が最後に現れる


「谷ルート」の選択も視野に・・・


「谷ルートへの分岐点」を過ぎてから路面の状況は明らかに荒れる。分岐点から祝瓶山まではアップダウンが激しいルート取りとなるため、行程時間と体力の状況を勘案し、谷ルート分岐にて谷ルートを選択するのも有効な選択肢となる。ただし谷ルートには3か所の「一本丸太の吊り橋」を踏破する必要がある


祝瓶山と下山路「鈴振尾根」


祝瓶山の別名は「東北のマッターホルン」。縦走路からのその眺めはその名に違わず独特で青空に映えるその姿は美しい。祝瓶山からの下山路は「鈴振尾根」と呼ばれている。これもまた急勾配の道である。だがこのルートは登山者も比較的多い模様で、道は「谷ルート分岐点→祝瓶山」の縦走路よりは格段に歩きやすい。地道に高度を下げていきたい


□□□ 注釈 □□□


注1:秋田駅出発の例

①JR移動:秋田06:50-酒田08:44/09:24-鶴岡09:59(2,270円)

②バス移動:鶴岡駅前エスモール(駅から徒歩数分)11:15-(高速バス/1,660円)-月山口12:15/12:56-(コミュニティバス・日曜祝日運休/200円)-根子


注2:日暮沢小屋

3階建て。宿泊フロアは2階と3階。水場は小屋の前にあり。トイレは1階にあり水洗。管理者は不在。宿泊代金は1,500円/泊。小屋2階に宿泊代金を投入する箱がある


注3:大朝日小屋

2階建て。宿泊フロアは2階。水場は西大朝日岳方面に下って徒歩約10分の金玉水。トイレは1階にあり。管理者は7月から10月上旬頃まで常駐の模様。宿泊代金は1,500円/泊。ミネラルウォーターやビール等の販売はしていない


注4:「りふれ」からの帰路(秋田駅までの例)

①バス移動:りふれ16:35-(コミュニティバス/520円)-小国駅17:23

②JR移動:小国17:52-坂町18:29/19:37-(特急いなほ11号)-酒田21:08/21:20-秋田23:09(乗車券4,430円/特急券1,340円)


※ ここに掲載のある情報以外の情報は、恐れ入りますが各関係団体等にお問い合わせください

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